幼馴染3人で美女、イケメン、(自称)普通な主人公なお話。
よくあるパターンで美女とイケメンが付き合い始めたから、
普通な主人公が距離を置くと言う感じなんだけど、
その経緯や流れがあまり無理が無くて、その後も無茶苦茶な展開なのに
うんうん、そりゃそうなるよねって共感できる話で、
途中、ドロドロな展開やこれどうなるの!?って部分もあるんだけど、
最後はみんな納得のハッピーエンドで
とても読後感が爽やかなお話でした。
結構こういうパターンだとイケメンが悪者になって、ざまぁされたり
するんだけど、登場人物みんな少しづつ壊れていて、
みんな悪い部分が合って、完全な悪者ってキャラクターがいない、
いいバランス感覚だなって感心してしまいました。
一応、悪役的な人もいるんだけど、
その子でさえも、ちゃんとフォローできるお話の作り方は
作者さん凄いなって思います。
最初は、なんで噂話を信じちゃうの!?とか、ちゃんとハッキリ言いなさいよ!
とか、モヤモヤするかと思いますが、最後はほんとにスッキリするので
ほんとに読んで欲しいです。